wpxで運用していたWordPressをmixhostに移転しました。
記事数が300近いブログの引越しの経験がなくて、怖い…と思っていたら、
移転代行サービスがあったので、これは心強い!と。
実際にmixhostのWordPress移転代行サービスを使った時の手順と感想をまとめます。
WPXからmixhostへのWordPress移転を考える
2017年から、WPXサーバーで運用してきたWordPressブログがあります。
記事数は300程度の雑記ブログです。
このブログを他ブログに移転したくなりました。
理由は3つ。
- wpxはモバイルでの表示スピードが意外に遅い
- wpxは月額1000円、容量30GでWordPressブログ10個以外運用できない
- wpxは使えないプラグイン(主にキャッシュ系)がある
WPXは、WordPress専用のサーバーでWordPressに最適化した超高速環境、というのが魅力で長らく使ってきました。
インストールも簡単だし、WordPressだけ、と考えれば管理も楽かなと思っていたのですが、
最近になって、Pagespeed Insightで計測をしてみたら、モバイルの数値がよろしくなくて…。
WordPressの表示速度は、画像やCSS、プラグインなどのさまざまな要素が折り重なってきまります。
表示が遅いのは、サーバーが原因、とは限らないです。
だけど、改善できる項目の中にある「サーバーの応答時間を短縮」がある。
これは、サーバーを変えることで実現できるかも知れないなと。
それに、WPXはWordPress専用サーバーなので、
HTMLサイトを作りたい、と思った時に使えないし、
最大10ブログなので、月額1000円がなんとなくもったいない。
また、WPXの特性か、プラグインによってはうまく動かないものがあったりと、
時々「使いにくい(><)」と思うことがあったのも、移転を考えた理由です。
超高速と評判のいくつかのサーバーの中から、mixhostを移転先に選びました。
mixhostのWordPress移転サービスを依頼
mixhostを選んだ理由は以下の3つ。
- ピュアSSD、LiteSpeed採用の高速サーバーである
- クレジットカード不要でお試しできる
- WordPress移転サービスがある(9980円)
特に3つ目のWordPress移転サービスがものすごく魅力でした。
今まで、他サーバーでWordPressを移転したことがありますが、
せいぜい100記事程度のものまで。
しかも失敗した経験もあるので、今回の300記事のブログの引越しを自力でやるのは怖くって。
有料でも良いから、プロの人にやってもらった方が時間も気持ちも楽です。
mixhostに契約して、WordPressの移転サービスを利用することにしました。
mixhostWordPress移転サービスの内容は以下の通り。
[st-square-checkbox bgcolor=”” bordercolor=”” fontweight=”” borderwidth=”3″]
- 他社サーバーで運用中の独自ドメインのWordPress対象
- 移転費用は、1サイトにつき9,980円(税別)
- SSL化済みのサイトの移転は、3,980円(税別)
[/st-square-checkbox]
私の場合は、SSL化済みのサイトの移転となるので、
移転の依頼で発生する費用は9980円+3980円(+税)となります。
WordPressの移転でネットで調べると、4万円くらいが相場なので、
この費用で移転できるのは、かなりお安め、です。
mixhostに契約するという条件付きですが、使うつもりのサーバーなので、その点は問題なしです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]ちなみに、無料お試し期間中でも移転サービスの利用は可能です。[/st-cmemo]
WordPress移転サービスの申し込み
mixhostにアクセスして、右上の「オプション」から「WordPress移転代行サービス」を開きます。
ご契約後のお問い合わせ、のページからメールします。
メールで知らせる内容は、
移転を希望するWordPressサイト数
移転を希望するWordPressサイトURL
今運用しているレンタルサーバー名
SSL化オプションの利用有無
そして、SSL化済サイトの移転を頼むので、その旨伝えました。
mixhost担当者とのやりとり
申込みのメールを送って、数分後、mixhostからの返信が届きました。
支払金額は、「13,960円+税」とのこと。
別途ペイパルで支払をしたあと、必要な情報をまた送ります。
移転を希望するWordPressのURL:https://example.com
移転を希望するWordPressの管理画面のURL:(例:https://example.com/wp-admin/)
WordPressの管理者権限ユーザー名:(例:admin)
WordPressの管理者権限パスワード名:(例:password)
mixhostでご契約いただいた移転先のサーバーアカウント:(例:xxxx.mixh.jp)
独自ドメインのメールアドレスは使用していますか?:(はい/いいえ)旧サーバーのFTPホスト名:(例:ftp.xxxxx.com)
旧サーバーのFTPユーザー名:(例:admin)
旧サーバーのFTPパスワード:(例:password)移転作業日(第1希望):
移転作業日(第2希望):
移転作業日(第3希望):
WordPressのログインユーザー、パスワードや、
旧サーバーのFTP情報等です。
移転作業日は、メールが到着した日から、
3営業日後以降の平日に指定します。
情報と、移転希望日を送ると、
折り返しで移転作業日をお知らせするメールが来ました。
申込みをした日から、約1週間後に作業が行われることに決定。
WordPress移転当日はどうだったか
移転当日。
”移転作業日には、記事の更新はご遠慮下さいますようお願いいたします。”との指示があったので、
今日は1日オフだなーなんて思っていたら…。
”WordPressの移転が完了いたしましたので、ご案内させて頂きます。”
というメールが到着。
朝の9時20分です。
「え。早っ」
もっとかかると思ってた…。
この移転サービスについて、ネットで調べているときに、
待てど暮らせど、移転完了のメールが来なかった、と言う声を見かけたことがあり…。
なので、ずいぶん時間がかかるものと思っていたので、
完了のメールがあっけなく届いて、拍子抜けしてしまいました。
mixhostへのWordPress移転が正常か確認
このメールには、動作環境をチェックする方法が丁寧に描かれていました。
パソコンで、hostsファイルを設定することで、
ドメインのネームサーバーを変える前に、
移転先(mixhost)の環境で、正常に移転できているのかを確認できるとのこと。
手順は、以下のステップ。
[st-step step_no=”1″]メモ帳を管理者権限で起動する[/st-step]
[st-step step_no=”2″]メモ帳のファイル「開く」でhostsファイルを開く[/st-step]
C:\Windows\System32\drivers\etc\hostsと入力する。
[st-step step_no=”3″]hostsファイルの一番下にサーバーのIPアドレスとWordPressURLを追加して保存する[/st-step]
この状態で、ブラウザで、独自ドメインのWordPressにアクセスすればOKです。
hostsファイルを設定して、移転したWordPressにアクセスして、確認してみます。
私が気になっていたのは以下の3点。
[st-square-checkbox bgcolor=”” bordercolor=”” fontweight=”” borderwidth=”3″]
- テーマがちゃんと元の通りになっているか。
- アクセス解析やプラグインに不具合は無いか。
- 記事は正常に移転できているか。
[/st-square-checkbox]
念入りにチェックしてみたのですが、特に不具合は無く、
今までの運用していた通りの形で移転が完了していることがわかり、
なんとなく感動です。
しっかり移転できていたので、独自ドメインのネームサーバーをmixhostのものに変更します。
数時間~72時間程度で自動的にmixhostに接続するようになるのですが、
昼間から夜にかけてのアクセスが増える時間を外して、0時ごろ変更して寝ました。
明け方5時くらいに確認したところ、新しいmixhostに変更されていました。
アクセス解析を見ても、アクセスが極端に途切れることがなかったので
比較的スムーズに浸透したようです。
mixhostに移転後 サーバーの応答速度はどうなったか
mixhostへの移転の理由の一つは、「サーバーの応答速度を短縮したいから」でした。
移転してみて実際にどうなったのか、PageSpeed Insightsで確認してみます。
[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#fffacd” color=”#000000″ radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]移転前[/st-marumozi]
[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#ffc0cb” color=”#000000″ radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]移転後[/st-marumozi]
サーバー応答時間は、0.97sから0.45sに短縮されているよう。
Googleアナリティクスの数値も見てみました。
[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#fffacd” color=”#000000″ radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]移転前[/st-marumozi]
[st-marumozi fontawesome=”” bgcolor=”#ffc0cb” color=”#000000″ radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]移転後[/st-marumozi]
実際に、スマホでアクセスしてみると、
前よりちょっと早く開くようになった…という感覚がありました。
気のせいかな…とも思ったんですが、データ上で多少の改善があったようです。
Googleのtest my siteでも、
という結果になり、読込速度は良好とのこと。
移転して、ひとまずよかった!と感じました。
WordPress移転サービスを利用した感想
今回、mixhostのWordPress移転サービスを利用してみて、
- 担当者とのやりとりは、淡々と必要事項のみで楽。
- 移転作業が思いのほか早く終わった。
- 移転によるWordPressの不具合は見つからなかった。
ということで、おおむね満足です。
どんな作業をして、移転が出来たのかは、わからないままなので、
もし、移転の途中に何らかのトラブルがあった場合は、こまるかも…と思いました。
今回は無事すんだから良かったということかな。
mixhostにWordPressを移転したことで、体感で劇的に表示が早くなった!
…ということは、まあ、良くわからないですけど。
これから、このブログを長く運営していくうえで、
WordPressだけでなく、他のコンテンツをアップしたり、自由に使えるようになったのはうれしいです。
あと、何かの拍子に突然アクセスが増えることもあるかもしれない。
そのときに、すぐにプランを変更して対応できるのも、良いところで、
安心して運用していこうと思います。
コメント