Google Search Consoleが新しく変わってきました。
以前のGoogle Search Consoleから、少しずつ移行しています。
新しいGoogle Searchi Consoleについて、
今(2018年12月)の段階での使い方をまとめます。
新Google Search Console 変わったところ
新しいGoogle Search Consoleは、
旧Google Search Consoleの右上のボタンをクリックすると使えるようになります。
パッと見たデザインが、今までの白いシンプルなものから、Coolな印象になってますね。
初期画面では「検索パフォーマンス」が一番上に表示されます。
検索パフォーマンスは、旧版の検索アナリティクスのより詳しい版、のようです。
新しいGoogle Search Console、何が変わったのか、ざっくりと言うと以下の3つのポイントです。
検索パフォーマンスで検索状況がわかりやすくなった
旧検索アナリティクスがより詳しい形に。
今までは3ヶ月分の検索データでしたが、16ヶ月分の検索データを見られます。
URLごと、デバイスごと、調べたい期間などを指定してグラフやデータとして表示でき、
サイトのアクセス状況を見て改善するときに役立ちそうです。
インデックスの状況や修正ができるようになった
旧インデックスステータスはインデックスカバレッジデータに変わります。
今までのインデックスの状況に加えて、
インデックスに登録できなかったページの問題点と修正方法がわかります。
URL検索ツールで情報が詳しく見られるようになった
旧Fetch as GoogleがURL検索ツールに変わります。
クロールのリクエストだけでなくて、正規ページのURLや、インデックス登録済みか否か、
など、より詳しく見られるようになっています。
新Google Search Consoleの使い方
新しいGoogleSearchConsoleの使い方を簡単に紹介します。
旧バージョンと異なる部分を重点的に解説しますね。
新Google Search Consoleへの登録方法
新Google Search Consoleへの登録は、画面左上の▼をクリックして行います。
登録されているサイトのURLの一番下の
「+プロパティを追加」をクリック。
「プロパティを追加」がポップアップします。
サイトURLを追加、の部分にアドレスを入力します。
http://とhttps://は別認識なので、ここから正確に入力しましょう。
URLを確認しています、という画面になり、1分~数分で登録されます。
所有権の確認の画面が表示されたら、所有権の確認の作業をします。
おすすめとして、HTMLファイル、の方法が表示されます。
でも、HTMLファイルをアップロードする方法よりも
「HTMLタグ」での確認が簡単です。
「HTMLタグ」の右側の下矢印をクリック。
表示されたタグを、登録サイトのタグ内に追加して「確認」をクリックします。
所有権が確認されました、という画面が表示されれば完了です。
タグの設置方法は、WordPressのテンプレートや、
サイト作成ツールなどによって違います。
私が使っているものを以下に例として挙げておきます。
たいていは、metaタグ全体を登録するか、
タグ内の英数字だけを登録するか、どちらかです。
All in One Seo Packプラグインを使う場合
上記下線部の英数字のみを、該当部分にコピーペーストします。
Affinger5(当ブログのテンプレート)
「AFFINGER5管理」の「Google連携」の部分に英数字をコピーペーストします。
サイト作成ツールSIRIUS
「サイト全体設定」の「サイトマップ認証用METAタグ」の部分に、metaタグ全体をコピーペーストします。
検索パフォーマンスでサイトのアクセス状況チェック
旧Google Search Consoleの検索アナリティクスから、
大きく進化したと感じるのが検索パフォーマンスです。
サイトが検索上どんな状態にあるのかが良くわかります。
検索パフォーマンスの画面は、
サマリー画面の検索パフォーマンスの右上の「レポートを開く」をクリックして開きます。
(サイドバーの「検索パフォーマンス」をクリックしても、同じ画面が開きます。)
検索パフォーマンス画面では、検索状況の全体像と、検索クエリなどの細かいデータが確認できます。
デフォルトでは、「クリック数」と「表示回数」のグラフが表示されています。
「CTR」と「掲載順位」も表示するには、上の四角をクリックします。
必要なデータの部分をクリックすると、四角に色が付き、グラフ化されるということです。
グラフの色は、上部の四角の色と対応しています。
どんなキーワードが、どんな掲載順位で表示されているのか?
クリック率はどうか?などをこの画面でチェックして、サイト運営に役立てられます。
検索パフォーマンスの見方、生かし方については、
別の記事で詳しくまとめます。
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Fetch as googleはURL検査ツールにて
旧Google Search Consoleでは、
記事を書いたら、Fetch as GoogleでURLのインデックスリクエストを送っていました。
が、新Google Search ConsoleにはFetch as Googleの項目がなくなっています。
記事のインデックスのリクエストは、Fetch as Googleではなく、
「URL検査」で行うように変わりました。
画面の上部に「http://example.com/内のすべてのURLを検査」という欄があります。
ここに、記事のURLを入力して、キーボードのEnterキーを押します。
URL全体を入力します。以前のFetch as Googleの様に、ドメイン以下の記事名だけ、ではないので要注意です。
「Googleインデックスからインデックスデータを取得しています」という画面が表示され、
Googleの中でのURL検査が行われます。
全く新しい記事の場合は、「URL が Google に登録されていません」と言う画面が開きます。
右下の「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると登録のリクエストが出来ます。
「インデックス登録が可能かどうかテストする」の画面になります。
ここでは、1,2分時間がかかるときもあるので気長に待ちましょう。
リクエストが出来ると、「インデックス登録をリクエスト済み」という画面になります。
ここにも書いてありますが、何回も送ってもインデックスのスピードには影響ないので、1回でおしまいにしましょう。
「OK」をクリックして閉じます。
すでにインデックス登録のリクエストをしてあるURLの場合は、
こんな画面が開きます。
記事を更新したときにGoogleに知らせたいときは、
「インデックス登録をリクエスト」をクリックして再送信します。
最後に
今回紹介した機能の他には、
モバイルユーザビリティの項目…問題のあるページの修正ポイントが確認でき、
修正が出来たらURLインデックス登録リクエストができる機能が追加されている。
手動による対策…審査のリクエストやその結果の履歴が表示される。
というふうに、旧版よりも、全体的にできることが増えた新GoogleSearchConsole。
そして、モバイルでも、GoogleSearchConsoleが利用できるようになるとのことです。
(現在はAndroidは未対応(2018/12))
まだ、進化途中なので、旧版で出来たことが新版ではできない、という機能もありますが、
いずれは実装されていくのではないかと思っています。
個人的には検索パフォーマンスが気に入っています。
意外にも詳しくサイトの状況が見られて、キーワード等もざっくりとわかるのが良いです。
このデータを生かして、サイトのアクセス改善をして、
いずれはザクザクアクセスの集まるブログにしていきたいです。
(願望)